【九鬼隆範事績展開催のお知らせ(平成30年11月 1日)】

没後110年 九鬼隆範事績展「鉄道建設と擬洋風建築への夢とあこがれ」後期展示を開催中です。

 

会期は、平成30年11月 1日(木)〜 平成30年2月11日(月)ですが、前期と後期に分かれます。

全体の展示は、九鬼隆範が三田に遺してくれた「九鬼家鉄道関係資料」と「擬洋風建築としての旧九鬼家住宅」をわかりやすく紹介することをテーマとしています。

後期は、旧九鬼家住宅に成り立ちを中心に、九鬼隆範が描いた図面の紹介、擬洋風建築についての解説などをパネル展示します。

もちろん、前期のテーマであった「近代鉄道関係図面の価値」についても展示パネルの数は少なくなりますが、主要な図面を展示します。

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【展示説明会等のお知らせ】

* 1月26日(土)13:30 〜 15:00 講座「九鬼隆範帰郷後の功績」を開催します。

 


〖前期〗

  11月1日(土)〜11月25日(日)

「近代鉄道関係図面の価値」を中心に紹介   

九鬼隆範は、天保6(1835)年三田生まれ。砲術や蘭学、測量術を学んだのち、明治3(1870)年に民部省鉄道局に出仕し、鉄道技師として明治初期の鉄道の発展を支えました。

九鬼家に大切に保管されていた「九鬼家鉄道関係資料(図面及び文書類)」は、わが国の黎明期の鉄道史(とりわけ鉄道技術史)にとって第一級ともいうべき貴重なものです。

今回の展示では、橋梁や鉄道線路図の近代鉄道関係図面の一部について複製写真パネルで紹介します。実物の図面等の展示ではないのですが、かえって細部(ディテール)までご覧いただけますので、日本で最初期の鉄道技術の状況がよくわかると思います。



〖後期〗

  12月8日(土)〜2月11日(月)

「旧九鬼家住宅の成り立ち」を中心に紹介   

旧九鬼家住宅は、明治初期の擬洋風建築の数少ない住宅の遺構として平成10年に兵庫県重要有形有形文化財に指定されました。

三田の民家の流れを汲む間取りと元家老屋敷の雰囲気をもち、和と洋が意匠が美しく調和した外観が特徴ですが、明治の居留地の建築を知る九鬼隆範の洋風デザインへのあこがれと意図がうかがえる図面等が遺されています。

九鬼隆範が遺した図面の推移を辿ります。

明治の文明開化の時代を写す住宅であるとともに、江戸時代からの町家(商家)の空間の良さをよく伝える住宅でもある旧九鬼家住宅の特徴について解説をします。



*会期中に展示説明会の開催を予定しています。日時などの詳細はこのホームページにおいて随時お知らせします。(上記に掲載)

* 旧九鬼家住宅資料館の開館日やアクセス、問合せ先等につきましては、チラシをご覧ください。

 ◁ チラシ(PDF)はこちらから


桂川橋梁図(明治10年開通)

旧九鬼家住宅(明治9年頃建築)